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小國以載の現在は?2026年タパレス戦勝利とサンティシマ戦TKO負け、戦績・家族を徹底解説

黒田 宗佑 黒田 宗佑 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(おぐに・ゆきのり)選手は、2026年に大きな勝利と痛恨の敗北を経験しました。4月3日には元世界2団体王者マーロン・タパレス選手に3対0の判定勝ちを収め、世界王座への再挑戦に期待が高まりました。しかし、8月16日のアレックス・サンティシマ・ジュニア選手との一戦では、初回から左腰の痛みに苦しみ、8回TKO負けを喫しています。

1988年5月19日生まれ、兵庫県赤穂市出身の小國選手は、「赤穂の流星」の愛称で知られる技巧派ボクサーです。世界王座獲得から初防衛戦での敗北、2018年の現役復帰、結婚と長男の誕生、そして2026年の再浮上と挫折まで、その歩みには数々の転機があります。現在の活動や通算戦績、角海老宝石ボクシングジムとの関係、兄と運営するジムでの顔も含め、これまでの経歴を整理します。

【2026年最新】小國以載の現在は?タパレス戦勝利からTKO負けまで

小國以載

2026年10月24日時点で、小國以載選手を語るうえで欠かせないのが、4月と8月の2試合です。元世界王者として再び世界戦線に食い込めることを証明した直後、思わぬ負傷に見舞われ、厳しい結果に直面しました。

4月3日、東京・後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 12」では、元WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者のマーロン・タパレス選手と対戦。123.5ポンド契約の10回戦で、3人のジャッジ全員が小國選手を支持する3対0の判定勝ちを収めました。

タパレス選手は、2023年12月に井上尚弥選手と世界4団体統一戦を戦った実力者です。小國選手は相手の圧力を受けながらも、試合中盤以降にボディー攻撃を効果的に使い、7回には右のボディーストレートで相手を大きく揺さぶりました。Boxing News(ボクシングニュース)や日刊スポーツも、この勝利を世界戦線への再浮上につながる結果として報じています。

ところが、8月16日の「TREASURE BOXING PROMOTION 14」では、アレックス・サンティシマ・ジュニア選手に8回1分8秒TKO負け。世界再挑戦を見据えた重要な一戦で、初回に左腰を痛めたことが大きく影響しました。

この結果を受け、小國選手の世界王座返り咲きへの道筋は不透明になっています。所属する角海老宝石ボクシングジムでの競技活動に加え、自身が会長を務めるBe STAR FITNESS BOXING GYMでの指導活動も、現在の小國選手を理解するうえで重要な要素です。2026年10月24日時点では、次戦の具体的な日程や対戦相手について、公式サイト上で新たな発表は確認できません。

【プロフィール・経歴】「赤穂の流星」と呼ばれる元IBF世界王者

小國以載選手は、兵庫県赤穂市出身のプロボクサーです。1988年5月19日生まれで、2026年10月24日時点では38歳。プロデビューは2009年11月8日で、アマチュア時代から培ってきた技術を武器に、国内タイトルから世界王座へと階段を上ってきました。

父親が付けた愛称は「赤穂の流星」。地元の赤穂から世界の舞台へ駆け上がったキャリアを象徴する呼び名です。角海老宝石ボクシングジムの公式プロフィールでは、第23代IBF世界スーパーバンタム級王者、第40代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者、第38代日本スーパーバンタム級王者として紹介されています。

小國選手の特徴は、単純なパンチ力だけに頼らず、距離の調整や攻撃の組み立てによって試合を動かす点です。2026年4月のタパレス戦でも、相手の圧力を正面から受け止め続けるのではなく、足の運びとボディーへの攻撃を組み合わせ、後半に主導権を握りました。

一方で、長いキャリアの中では、左構えの相手との対戦や負傷による影響など、さまざまな課題にも直面しています。世界王座を一度獲得しただけでなく、引退表明後にリングへ戻り、30代後半でも世界上位経験者を破ったことが、小國選手の経歴を特徴づけています。

主なプロフィールを

  • 名前:小國以載(おぐに・ゆきのり)
  • 生年月日:1988年5月19日
  • 出身地:兵庫県赤穂市
  • 愛称:赤穂の流星
  • プロデビュー:2009年11月8日
  • 主な獲得タイトル:日本スーパーバンタム級王座、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座、IBF世界スーパーバンタム級王座
  • 所属:角海老宝石ボクシングジム

【年表で整理】小國以載の戦績と世界王座獲得までの道のり

小國選手の経歴を振り返ると、世界王座獲得までの上昇期、初防衛失敗による引退表明、そして現役復帰後の再挑戦という大きな流れが見えてきます。国内タイトルで経験を積み、世界王者となった後も、キャリアは一直線ではありませんでした。

時期 出来事・対戦 主な意味・結果
2009年11月 プロデビュー プロボクサーとしてのキャリアを開始
2011年11月 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得 ロリ・ガスカ選手に判定勝ち
2013年 和氣慎吾選手との対戦などを経てジムを移籍 VADYジムから角海老宝石ボクシングジムへ
2014年12月 日本スーパーバンタム級王座を獲得 国内トップクラスで実績を重ねる
2016年12月31日 ジョナタン・グスマン選手に判定勝ち IBF世界スーパーバンタム級王座を獲得
2017年9月13日 岩佐亮佑選手に6回TKO負け 世界王座から陥落し、引退を表明
2018年9月26日 現役復帰を発表 右手首の手術後、再び世界を目指す決断
2018年12月1日 復帰戦でアレガ・ユニアン選手に4回TKO勝ち 約1年2か月ぶりの実戦で再起
2023年10月12日 ジョンリル・カシメロ選手と対戦 4回負傷引き分け
2025年5月20日 村田昴選手と対戦 WBOアジアパシフィック王座挑戦で6回TKO負け
2025年10月1日 チャイノイ・ウォラウット選手に勝利 8回判定勝ちで再浮上を狙う
2026年4月3日 マーロン・タパレス選手に勝利 3対0の判定勝ちで世界戦線に再浮上
2026年8月16日 アレックス・サンティシマ・ジュニア選手に敗北 8回1分8秒TKO負け

この年表で注目したいのは、2016年の世界王座獲得だけでなく、2018年の復帰と2025~2026年の再浮上です。世界王座を失った後も競技を続け、2026年には元世界王者のタパレス選手を下しました。過去の実績だけでなく、現在進行形で世界上位を目指してきた点が、小國選手のキャリアの特徴です。

なお、戦績の集計では、対戦記録を掲載する媒体によって更新時期や表記に差が出る場合があります。2026年8月16日のサンティシマ戦終了時点の公開戦歴を集計すると、プロ通算は32戦24勝(9KO)5敗3分です。BoxRecなどの戦績データベースを確認する際も、直近の試合結果が反映されているかを併せて見ることが大切です。

【タパレス戦の結果】2026年4月、ボディー攻撃でつかんだ大金星

2026年4月3日のタパレス戦は、小國選手のキャリアにおける重要な勝利でした。相手は元WBA・IBF世界スーパーバンタム級王者のマーロン・タパレス選手。2023年12月に井上尚弥選手との4団体統一戦を経験し、その後も世界ランキング上位に名を連ねていた実力者です。

試合は123.5ポンド契約の10回戦として行われました。小國選手は序盤、タパレス選手の前進と強いパンチに対応しながら、ジャブやストレートを使って距離を調整。中盤以降は攻撃の狙いをボディーに定め、相手の動きを鈍らせていきました。

特に印象的だったのが7回です。右ボディーストレートを効果的に当て、タパレス選手を大きく揺さぶりました。試合を通じてボディー攻撃を積み重ねたことが、後半の優位につながったとBoxing Newsやスポーツ各紙は伝えています。

判定は96対94、97対93、98対92で、いずれも小國選手を支持。3対0の判定勝ちとなりました。これは世界タイトルマッチではなく、世界王者経験者同士による契約体重のノンタイトル戦でしたが、ランキング上位のタパレス選手を破った意義は大きいものでした。

小國選手は2017年9月に岩佐亮佑選手に敗れてIBF王座を失って以来、世界タイトル戦から遠ざかっていました。年齢や過去の敗戦を踏まえると、タパレス戦は世界再挑戦の可能性を再び現実的なものにする勝利でした。

ただし、この勝利だけで世界タイトルへの挑戦が確定したわけではありません。世界戦を実現するには、ランキングや王座の状況、対戦相手との交渉、プロモーターの判断など、複数の条件が関わります。4月の勝利は大きな前進でしたが、その後のサンティシマ戦が新たな課題を突きつけることになりました。

【サンティシマ戦のTKO負け】初回の左腰負傷が大きく影響

2026年8月16日、後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 14」のメインイベントで、小國選手はアレックス・サンティシマ・ジュニア選手とスーパーバンタム級10回戦を戦いました。世界再挑戦を視野に入れた前哨戦として位置づけられた試合でしたが、結果は8回1分8秒のTKO負けでした。

日刊スポーツやBoxing Newsの試合報道によると、小國選手は初回に左腰を痛め、思うように体を動かせなくなりました。パンチを打ち終えた後にバランスを崩す場面もあり、持ち味である足運びや攻撃の組み立てを十分に発揮できない展開となりました。

相手のサンティシマ選手は、フィリピン出身の26歳。小國選手より若く、勢いのある攻撃を仕掛けました。小國選手も2回には得意の左右のボディー攻撃で反撃しましたが、相手の連打を受ける場面が増え、試合の主導権を握ることはできませんでした。

8回にはサンティシマ選手のパンチが続き、最後は右ストレートを受けたところでレフェリーが試合を止めました。世界ランキング上位への再浮上を目指す小國選手にとって、痛い敗戦となりました。

加えて、試合前のコンディションにも注目が集まりました。一部報道では、試合のおよそ1か月前から負傷を抱え、痛みを押して試合に臨んだと伝えられています。ただし、負傷がなければ勝っていたと断定できるわけではありません。相手の攻勢にどう対応するかという競技上の課題と、身体の状態を整えて試合に臨む難しさを、分けて考える必要があります。

ボクシングでは、技術や経験だけでなく、試合当日に本来の動きを出せるコンディションが勝敗を左右します。4月のタパレス戦で証明した実力と、8月の敗戦で露呈した課題は、どちらも小國選手の現在を理解するうえで欠かせない事実です。

【結婚・子供・現役復帰】2018年の決断と現在のジム活動

小國選手の人生を語るうえで、2018年の現役復帰は大きな転機です。2017年9月、IBF世界スーパーバンタム級王座の初防衛戦で岩佐亮佑選手に6回TKO負けを喫した後、小國選手は引退を表明しました。しかし、翌年には再びリングへ戻る決断をしています。

2018年9月26日の復帰会見で明らかになった背景の一つが、長年抱えていた右手首の故障でした。練習中に痛めた手首の痛みに悩まされていたものの、2018年1月に手術を受け、症状が改善。本人は同年7月に復帰を決断し、練習を再開したと日刊スポーツが報じています。

私生活にも変化がありました。小國選手は2018年4月に結婚し、同年8月には長男が誕生したことを会見で公表しています。復帰発表の際には、家族が増えたことにも触れ、子育てにかかる費用を稼ぐ必要があると冗談交じりに語っていました。

復帰戦は2018年12月1日、後楽園ホールで行われました。アレガ・ユニアン選手を相手に4回2分25秒TKO勝ちを収め、約1年2か月ぶりの実戦を白星で飾っています。引退表明からの復帰は、身体の故障を治療できたことと、新たな家族生活が始まったことが重なった時期の決断でした。

その後も競技を続けながら、小國選手は指導者としての活動にも力を入れています。2023年5月8日には、兄の小國敬曜さんがオーナーを務める「Be STAR FITNESS BOXING GYM」が東京都台東区の浅草橋にオープンしました。小國選手自身は同ジムの会長を務め、一般の利用者やボクシングに取り組む人々を支える立場にもあります。

ジム名は「赤穂の流星」という小國選手の愛称にちなんだものです。本人は、かつて世界の舞台で輝いた経験を踏まえ、利用者それぞれが輝ける場所にしたいという趣旨を語っています。現役選手としての活動と、会長・指導者としての仕事を並行してきたことが、現在の小國選手のもう一つの顔です。

結婚後の家族生活については、2018年の結婚と長男誕生が公表されていますが、その後の家族の日常や子供の近況について、継続的に詳しい情報が公開されているわけではありません。家族については公表された事実を中心に捉えるのが適切です。

【プロの結論】小國以載の復活をどう評価するべきか

小國選手のキャリアを評価する際には、単純に勝敗の数だけを見るのではなく、対戦相手の実力、試合の条件、本人のコンディション、そしてキャリアの段階を組み合わせて考える必要があります。

2026年4月のタパレス戦は、世界王座経験者を相手に技術と戦術を発揮した勝利でした。相手の攻撃をしのぎながらボディーに狙いを定め、後半に試合を動かした点は、長年の経験が生きた試合だったと評価できます。年齢を重ねても、相手の特徴に合わせた戦い方によって結果を出せることを示しました。

一方、8月のサンティシマ戦では、負傷によって本来の動きが制限されたと報じられています。コンディションが勝敗に与える影響は大きく、世界を目指す選手ほど、対戦相手への対策だけでなく、試合前の身体の状態を整えることが重要です。もちろん、敗戦をすべて負傷だけで説明することもできません。相手の攻勢に対応し、試合を立て直す力も含めて評価する必要があります。

今後、小國選手が世界再挑戦を実現できるかどうかは、負傷からの回復、競技を続ける意思、次戦の条件、そして世界ランキングや王座を巡る状況に左右されます。2026年10月24日時点では、次戦の正式発表は確認できていません。現段階で引退や世界挑戦の決定を断定することはできません。

また、小國選手は現役ボクサーであると同時に、Be STAR FITNESS BOXING GYMの会長でもあります。競技生活の今後を考える際には、世界王座への再挑戦だけでなく、指導者としての活動も含めて現在のキャリアを捉える視点が必要です。

【小國以載】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:小國以載の現在の年齢と所属ジムは?
A1:1988年5月19日生まれで、2026年10月24日時点では38歳です。プロボクサーとして角海老宝石ボクシングジムに所属し、Be STAR FITNESS BOXING GYMでは会長を務めています。

Q2:小國以載の2026年の戦績はどうなっていますか?
A2:4月3日にマーロン・タパレス選手に3対0の判定勝ちを収めましたが、8月16日にはアレックス・サンティシマ・ジュニア選手に8回1分8秒TKO負けを喫しました。8月の試合終了時点で、公開戦歴を集計した通算成績は32戦24勝(9KO)5敗3分です。

Q3:小國以載は結婚していて、子供はいますか?
A3:2018年4月に結婚し、同年8月に長男が誕生したことを公表しています。その後の家族に関する詳しい近況は、広く継続的に公開されているわけではありません。

Q4:小國以載がIBF世界スーパーバンタム級王者になったのはいつですか?
A4:2016年12月31日、ジョナタン・グスマン選手に判定勝ちしてIBF世界スーパーバンタム級王座を獲得しました。2017年9月13日の初防衛戦では岩佐亮佑選手に6回TKO負けを喫し、王座から陥落しています。

Q5:小國以載の次の試合はいつですか?
A5:2026年10月24日時点では、公式サイト上で次戦の日程や対戦相手の発表は確認できません。直近の試合は8月16日のサンティシマ戦で、8回TKO負けという結果でした。

小國以載選手は、2016年にIBF世界スーパーバンタム級王座を獲得した元世界王者です。2017年の王座陥落後に引退を表明したものの、右手首の手術を経て2018年に復帰。結婚と長男の誕生を経験しながら競技を続け、2026年4月にはマーロン・タパレス選手を破る大きな勝利を手にしました。

しかし、8月のサンティシマ戦では左腰の負傷に苦しみ、8回TKO負けを喫しています。4月の勝利が示した実力と、8月の敗戦で浮き彫りになった課題の両方を踏まえることが、現在の小國選手を正しく理解するポイントです。

今後の注目点は、負傷からの回復、次戦の正式発表、そして世界王座への再挑戦が現実になるかどうかです。「赤穂の流星」と呼ばれた元王者が、リングで再びどのような姿を見せるのか。競技者としての挑戦に加え、Be STAR FITNESS BOXING GYMの会長としての活動も含め、小國以載選手の今後の動向が注目されます。

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黒田 宗佑

メーカーの公式スペックシートと実機検証を突き合わせて評価。ベンチマークは測定条件を明記し、数値は自前計測分と公表値を区別して記載します。

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