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立教大学駅伝2026最新情報!予選会13位の理由と髙林監督・Phase2の課題を徹底解説

白川 七海 白川 七海 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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立教大学駅伝は、2026年10月17日に行われた第103回箱根駅伝予選会で、総合13位という結果に終わりました。合計タイムは10時間44分01秒。上位10校に与えられる本大会の出場権には届かず、2023年から続いていた箱根駅伝の連続出場は4年で途切れました。

一方、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームには、55年ぶりの箱根復帰や2024年の全日本大学駅伝初出場・初シード獲得という実績があります。髙林祐介監督の指導のもとで進めてきた「立教大学箱根駅伝プロジェクト Phase2」は、今回の予選会敗退によって新たな課題に直面しました。2026年の最新結果、13位に終わった要因、現在のメンバー、歴代の歩み、そして次の箱根路復帰に向けた展望を整理します。

【2026年最新】立教大学駅伝は予選会13位で箱根連続出場がストップ

立教大学駅伝

立教大学の2026年シーズンを振り返るうえで、最も重要なのが10月17日の第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会です。立教大学公式サイトの発表によると、男子駅伝チームは10時間44分01秒で総合13位となり、2027年1月の箱根駅伝本大会への出場権を逃しました。

予選会には45校が参加。各校の選手がハーフマラソンの21.0975kmを走り、上位10人の合計タイムで順位を競いました。本大会に進めるのは上位10校です。

立教大学は5km地点と10km地点をともに15位で通過し、18km地点では13位まで順位を上げました。終盤に追い上げたものの、最終順位を出場圏内に押し上げるには至りませんでした。

10位の出場権獲得ラインは10時間40分08秒。立教大学との差は3分53秒でした。わずかな差に見える可能性がありますが、10人の合計タイムで争う予選会では、チーム全体に積み重なった差です。

個人では、主将の原田颯大選手が1時間02分50秒で32位、西澤匡哉選手が1時間02分56秒で39位と健闘しました。2人がそろって個人40位以内に入ったことは、チームの上位戦力を示す材料です。しかし、2人の好走だけでは10人の合計タイムを出場圏内まで縮められませんでした。

今回の結果を理解するうえで重要なのは、立教大学が単純に「エースのいないチーム」だったわけではないことです。上位選手の力を、チーム全体の結果に結び付けられるか。その課題が数字に表れたレースでした。

【徹底分析】立教大学駅伝が13位に終わった理由は何か

2026年の予選会で明確になった課題は、上位選手とその後に続く選手のタイム差です。立教大学男子駅伝チームの公式競技結果を見ると、上位2人と3番手以下の順位には大きな開きがありました。

原田選手は個人32位、西澤選手は39位でしたが、3番手の山下翔吾選手は130位、4番手の木代博也選手は144位です。加えて、5番手の添田倖斗選手は146位でした。

もちろん、個人順位だけで各選手の能力やレース内容をすべて評価することはできません。それでも、上位10人の合計タイムが順位を決める予選会において、先頭を走る選手だけでなく、3番手以降の走力が結果を左右したことは明らかです。

第一の課題は、10人をそろえる総合力です。ハーフマラソンでは、エースが好記録を出しても、その貯金をチームの他の選手が維持できなければ、合計タイムでライバル校に及びません。立教大学に必要なのは、上位2人のさらなる強化と同時に、3番手から10番手までの記録を引き上げることです。

第二の課題は、選手層の厚みです。今回の10位との差は233秒でした。単純計算で10人に均等配分すれば、1人当たり約23秒の差に相当します。実際には選手ごとの改善幅は異なりますが、特定の1人だけが大幅に記録を伸ばすことよりも、複数の選手が少しずつタイムを縮めることが有効な改善策になり得ます。

第三の課題は、年間を通じた競技力の安定です。2026年1月の第102回箱根駅伝で立教大学は総合20位でした。その後の予選会でも本大会出場を逃したことから、箱根本戦を走る力と、予選会で10人の記録をまとめる力の両方を見直す必要があります。

報道では、髙林監督もチーム全体の底上げを課題として受け止めたことが伝えられています。今回の13位を特定の選手の責任に帰するのではなく、練習環境、選手育成、レース経験、コンディション管理を含めたチーム全体の課題として考えることが、次の一歩につながります。

【歴史と実績】55年ぶりの箱根復帰から全日本大学駅伝のシード獲得まで

立教大学駅伝の歩みは、近年の復活だけでは語り切れません。立教大学体育会陸上競技部は1920年に創部され、箱根駅伝には1934年の第15回大会から出場しています。1957年の第33回大会では総合3位に入り、古くから箱根路で実績を残してきました。

しかし、1968年の第44回大会を最後に、立教大学としての箱根駅伝本大会出場は途絶えます。その状況を変えるため、大学は2018年に「立教箱根駅伝2024」事業を開始。2024年の創立150周年に向けて、本大会出場を目指す取り組みを進めました。

その成果が表れたのが2023年です。第99回箱根駅伝で、立教大学は55年ぶりの本大会復帰を果たしました。2024年には第100回大会で総合14位、2025年の第101回大会では総合13位と、復帰後も連続して本大会に出場しました。

加えて、2024年11月3日の第56回全日本大学駅伝対校選手権大会では、立教大学が初出場で総合7位、5時間16分21秒を記録しました。大学公式発表によると、初出場でシード権を獲得する快挙です。7区の馬場賢人選手が順位を押し上げ、アンカーの安藤圭佑選手が7位を守ってフィニッシュしました。

こうした歩みを時系列で整理すると、現在の立教大学駅伝がどの段階にいるのかが見えてきます。

時期・大会 主な出来事・成績 チームにとっての意味
1920年 体育会陸上競技部を創部 駅伝チームの歴史の出発点
1934年・第15回箱根駅伝 箱根駅伝本大会に初出場 伝統校としての歩みが始まる
1957年・第33回箱根駅伝 総合3位 箱根駅伝での最高順位
1968年・第44回箱根駅伝 総合11位で出場 この大会を最後に本大会出場が途絶える
2018年 「立教箱根駅伝2024」事業を開始 箱根駅伝復帰に向けた強化を本格化
2023年・第99回箱根駅伝 総合18位、55年ぶりの本大会復帰 長年の目標を実現
2024年・第100回箱根駅伝 総合14位 復帰後、順位を4つ上げる
2024年11月・第56回全日本大学駅伝 初出場で総合7位、シード権獲得 箱根以外の主要大学駅伝でも実力を証明
2025年・第101回箱根駅伝 総合13位 3年連続で本大会に出場
2026年・第102回箱根駅伝 総合20位 本大会で順位を落とす
2026年10月・第103回箱根駅伝予選会 総合13位、10時間44分01秒 5年連続の本大会出場を逃す

この歴史から読み取れるのは、立教大学が一度の好成績だけで復活を成し遂げたわけではないということです。2018年からの強化事業を通じて箱根復帰を実現し、全日本大学駅伝でもシード権を獲得しました。一方、箱根駅伝で安定して上位を狙うためには、継続的に結果を出せるチームづくりが欠かせません。

【監督と強化方針】髙林祐介監督の就任と歴代監督から続く再建の流れ

立教大学駅伝の再建を語るうえで、監督交代は重要な転換点です。2018年12月には上野裕一郎氏が男子駅伝監督に就任し、「立教箱根駅伝2024」事業を進める時期のチーム強化を担いました。その後、2024年度から髙林祐介氏が新監督として指揮を執っています。

髙林監督の就任は、立教学院創立150周年を迎えた2024年の節目と重なります。大学が掲げた目標は、本大会に出場することだけではありません。箱根駅伝でシード権を獲得し、さらに上位に進出できるチームをつくることです。

監督交代後の成果として特に目を引くのが、2024年の全日本大学駅伝です。関東地区の選考会を総合5位で突破し、大学史上初の本大会出場権を獲得。本大会では総合7位となり、初出場でシード権をつかみました。予選会で培った走力を長距離の駅伝で発揮できたことは、強化の成果を示す材料になりました。

ただし、全日本大学駅伝でシード権を得たことが、そのまま箱根駅伝でのシード権獲得を意味するわけではありません。大会ごとに距離、コース、区間配置、レース展開が異なり、箱根駅伝では山上り・山下りを含む10区間への対応が大切です。個々の選手の走力に加え、適性に応じた配置や選手層の充実が必要です。

2025年度は、大学公式の監督あいさつによると、全日本大学駅伝14位、箱根駅伝予選会10位、箱根駅伝本戦20位という結果でした。予選会を通過しても本大会で順位を上げられず、全日本大学駅伝でも前年の7位から後退したことは、強化の継続性という観点から重い課題です。

髙林監督に求められるのは、短期間の結果だけで評価されることではなく、各学年の成長を促し、主力が入れ替わってもチームの競技力を維持できる仕組みをつくることです。2026年の予選会13位は、その取り組みを改めて検証する機会になりました。

【現在のメンバー】2026年の注目選手と学年別チーム構成

2026年の立教大学駅伝を支えた選手の中で、まず注目したいのが主将の原田颯大選手です。スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科4年次の原田選手は、今回の予選会でチームトップの個人32位、1時間02分50秒を記録しました。主将としてチームを率いるだけでなく、レースでも結果を残した選手です。

次に挙げられるのが、2年次の西澤匡哉選手です。1時間02分56秒で個人39位に入り、原田選手に続くチーム2番手となりました。原田選手が卒業する次のシーズンを考えると、西澤選手のような下級生が経験を積み、チームを牽引する存在へ成長できるかが注目点になります。

一方、3番手以降の選手も、次の予選会に向けて重要な役割を担います。2026年の予選会では、山下翔吾選手が個人130位、木代博也選手が144位、1年次の添田倖斗選手が146位でした。添田選手を含む1年次の選手が予選会を経験したことは、今後の育成を考えるうえで意味があります。

2026年の予選会に出場した主な選手を、学年別に整理すると次のようになります。記録は同大会のハーフマラソンの結果です。

  • 4年次:原田颯大選手、木代博也選手、木島陸選手、野口颯汰選手など。主力としてチームを支える一方、卒業後の戦力をどう補うかが課題です。
  • 3年次:山下翔吾選手、本宮慶尚選手など。上級生から主力の座を引き継ぐため、長距離種目での安定した記録が大切です。
  • 2年次:西澤匡哉選手、向津翼選手など。西澤選手は今回のチーム2番手で、次世代の中心候補です。
  • 1年次:添田倖斗選手、北川寛人選手、安藤槙悟選手など。大学駅伝の経験を積み、今後の選手層を厚くすることが期待されます。

なお、上記は2026年の予選会出場者を中心にまとめたもので、男子駅伝チームの全登録選手一覧ではありません。最新の選手紹介や各選手の自己記録は、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームの公式メンバー紹介で確認できます。年度の切り替わりや登録状況によって、学年別の構成は変わります。

チームを評価する際は、個人の知名度やエースの記録だけでなく、5000m・10000m・ハーフマラソンの持ち記録、直近のレースでの安定感、予選会での順位、学年ごとの戦力バランスを併せて見ることが大切です。箱根駅伝予選会は10人の合計タイムで争われるため、控え選手を含むチーム全体の成長が最終順位を左右します。

【今後の展望】立教大学箱根駅伝プロジェクト Phase2はどうなる?

立教大学箱根駅伝プロジェクト Phase2は、箱根駅伝のシード権獲得と上位進出を目指す強化事業です。2026年の予選会で本大会出場を逃したものの、プロジェクトそのものの目標が変わったわけではありません。次の段階では、箱根路に戻るための予選会対策と、戻った後に順位を上げるための本大会対策を並行して進める必要があります。

第一の焦点は、上位10人の平均的な走力を引き上げることです。今回の予選会では、チームトップの原田選手が個人32位、西澤選手が39位と健闘した一方、3番手以下との間に大きな順位差がありました。上位選手の記録をさらに伸ばすだけでなく、10人全員が安定して走れる状態を整えることが、予選会突破への近道です。

第二の焦点は、4年次の卒業を見据えた戦力の継承です。原田選手ら上級生が担ってきた役割を、下級生がどのように引き継ぐか。特に、予選会でチーム上位に入った西澤選手をはじめ、中級生・下級生が記録を伸ばし、複数の選手が主力として計算できる状態をつくることが重要になります。

第三の焦点は、練習環境や支援体制の継続的な充実です。立教大学のPhase2公式サイトでは、2026年10月に株式会社アイティフォーとのスポンサー契約締結や、妙高高原での夏合宿に関する動画が紹介されました。競技力の向上には、選手の努力に加え、合宿、コンディション管理、スタッフ体制、競技活動を支える環境が欠かせません。

ただし、支援体制の充実だけで予選会の順位が上がるわけではありません。取り組みが成果につながっているかを判断するには、5000mや10000mの記録更新、ハーフマラソンでの安定感、上位10人の合計タイム、主力と控えの差といった具体的な指標を見る必要があります。

また、全日本大学駅伝での実績は、立教大学の強みとして引き続き注目されます。2024年には初出場で7位に入りましたが、2025年度は14位でした。主要大会で安定して結果を残せるようになれば、箱根駅伝の予選会突破や本大会での上位進出に向けた自信にもつながります。

2027年1月の箱根駅伝への出場は、今回の予選会結果によって叶いません。したがって、次の大きな目標は、次回の予選会で本大会出場権を取り戻すことです。Phase2の真価は、これまでの成功を振り返るだけでなく、今回の敗退を具体的な改善につなげ、再び箱根路に戻れるかどうかで問われます。

【プロの結論】13位という結果をどう評価すべきか

2026年の立教大学駅伝を評価するうえで、13位という数字だけを見て「復活に失敗した」と判断するのは早計です。55年ぶりの箱根復帰を実現し、全日本大学駅伝で初出場・初シードを成し遂げた実績は、大学が継続的な強化によって競技力を高めてきた証拠です。

一方で、伝統や過去の快挙だけで現在のチームを評価することもできません。2026年の予選会では、10位との差が3分53秒あり、上位2人と3番手以降の順位に大きな開きがありました。今回の敗因を考えるうえで、最も重視すべきなのは、チームの10人全員が出場権獲得に必要なタイムを積み上げられるかという点です。

今後の立教大学駅伝を追う読者にとっては、次の3点が判断基準になります。

  • 選手層:上位2人だけでなく、3番手から10番手までの記録が改善しているか。
  • 世代交代:4年次の卒業後も、下級生が主力として安定した結果を残せるか。
  • 強化の再現性:予選会だけでなく、全日本大学駅伝などの主要大会でも継続して実力を発揮できるか。

この3つが改善されれば、立教大学は箱根駅伝への復帰だけでなく、その先のシード権獲得にも近づきます。反対に、エースの好走や一度の好成績だけに注目してしまうと、チーム全体の課題を見誤る可能性があります。今後は個人の記録と10人の合計タイムをセットで追うことが、立教大学駅伝の現在地を正しく把握するポイントです。

【立教大学駅伝】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:立教大学は2027年1月の箱根駅伝に出場しますか?
A1:出場しません。2026年10月17日の第103回箱根駅伝予選会で13位となり、本大会出場権を獲得できませんでした。次回の予選会で本大会復帰を目指すことになります。

Q2:立教大学駅伝が2026年の予選会で13位になった理由は何ですか?
A2:チームトップの原田颯大選手が32位、西澤匡哉選手が39位と健闘した一方、3番手以降の個人順位は130位以下が続きました。上位10人の合計タイムで争う大会では、エースだけでなくチーム全体の走力が必要です。10位との差は3分53秒でした。

Q3:髙林祐介監督の就任後、立教大学駅伝はどのような実績を残しましたか?
A3:2024年度から髙林監督が指揮を執り、同年11月の全日本大学駅伝では初出場で総合7位となり、シード権を獲得しました。一方、箱根駅伝では2025年に総合13位、2026年に総合20位となり、2026年10月の予選会では13位で本大会出場を逃しています。

Q4:立教大学の現在の駅伝メンバーはどこで確認できますか?
A4:立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームの公式サイトに、4年生から1年生までの選手紹介やスタッフ情報が掲載されています。各選手の自己記録や試合結果を併せて確認すると、チームの戦力や世代交代の状況を把握しやすくなります。

Q5:立教大学は箱根駅伝でシード権を獲得したことがありますか?
A5:立教大学は1957年の第33回大会で総合3位に入った実績があります。近年では、2023年に55年ぶりの本大会復帰を果たし、2024年の全日本大学駅伝では初出場でシード権を獲得しました。ただし、全日本大学駅伝のシード権と箱根駅伝のシード権は別のものです。

立教大学駅伝は2026年の箱根駅伝予選会で13位となり、5年連続の本大会出場を逃しました。10時間44分01秒という合計タイムは、出場権を得た10位の10時間40分08秒に3分53秒届かない結果でした。原田颯大選手と西澤匡哉選手が上位に入った一方、上位10人全体の走力をそろえる必要性が浮き彫りになりました。

立教大学は、2018年に始まった箱根駅伝強化事業を通じて55年ぶりの本大会復帰を実現し、2024年の全日本大学駅伝では初出場でシード権を獲得しています。髙林祐介監督のもとで進めるPhase2は、こうした成果を土台に、箱根駅伝のシード権獲得と上位進出を目指す取り組みです。

今後の注目点は、主力選手の記録向上だけではありません。下級生の成長、4年次の卒業後を見据えた世代交代、上位10人の安定した走力、そして主要大会で成果を出し続ける競技力が問われます。2026年の13位を次の強化につなげ、再び箱根路に戻れるか。立教大学駅伝の次の挑戦は、チーム全体の底上げがどこまで進むかにかかっています。

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白川 七海
トレンドリサーチャー 白川 七海
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管理栄養士の資格を持ちフードライターへ。栄養価は公的食品データベース、調理法はメーカー公式表記で裏取りし、旬の情報は市場の入荷記録を参照します。

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